ダイエットのために毎日ジョギングやってるんですが、朝ジョギング派と夜ジョギング派があるみたいですね。

それぞれのメリット、デメリットについて、ネット上でもいろいろ情報が出回っていますよね。

一長一短があり、結局はその人次第なわけですが。

私は最初の方は朝ジョギングをしていたのですが、今は夜ジョギングに切り替えています。

なぜなのか、そのごく個人的な理由について述べてみたいと思います。

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朝ジョギングから始めてみました

ダイエットのために始めたジョギング、初めは早朝に始めました。朝5時くらいに起きて、30分くらい近所を走り回る、という感じです。

早朝ジョギングをやったことのある人は分かると思いますが、人や車の交通量も少なく、これから一日が始まろうとする静寂の薄明のあの独特の雰囲気が、とても好きでした。

でも、すぐにやめてしまい、夜ジョギングに切り替えてしまいました。大きな理由の一つとして、「疲れるから」というのがあります。

元々5時過ぎには起きる人なので、早起きがつらい、ということはなかったです。ただ、たった30分程度のジョギングでも、しっかり走ろうとすると結構な負荷なんですね。

走り終えると、身体が温まり、目は完全に覚めた状態になります。でも、肉体には疲労がしっかり溜まっていて、その後は何とも言えない倦怠感を引きずることになります。

仕事の作業効率はガタ落ちし、朝からすでに「早く今日が終わらないかな~」という気分になってしまいます。二日酔いの日に感じることによく似ていますよね。

朝ジョギングのメリットとして、

「朝にジョギングをすると頭も身体もシャッキリ冴えて、その日一日を充実して過ごせる!アフターバーン効果で代謝も上がってダイエットにも最適!」

なんてことが言われたりしますが、アフターバーン効果はともかくとして、前者については私には当てはまりませんでした。

もちろん、これを解決するのは簡単で、負荷を下げればいいだけのことです。ペースを落としてゆっくり走れば、それほど疲れることもなく、頭も身体もスッキリ目覚めて、その日一日を充実して過ごすことができるかもしれません。

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それでも私が普段朝ジョギングをしない理由

それは分かっているのですが、それでも私は朝ジョギングを日常的にすることは、やめてしまいました。

大きな理由は2つあります。以下に述べてみたいと思います。

理由その1.負荷を落としたくない

そもそも、負荷を落として走りたくなかったのです。

当初、私はダイエットを目的として走ることを始めました。

でも、ある程度走り続け、体重も順調に落ちてくると、ダイエットよりも、純粋に走ることを追求する方向に行くのですね。

走ることそのものが楽しくなってくるんです。

最初の動機は「とにかくこのたるんだ腹を何とかしたい」という一心でした。

それで食事制限をし、走り始めたわけです。

途中、街の掲示板で偶然見かけた10キロマラソンに何となく応募したのですが、最初の方は、特に走ること自体に興味はありませんでした。

走ることは、腹の贅肉を落とすための労役、くらいの感覚でした。

だから、当初、レースの方は最悪忘れ去ったり欠場したりしてもまあいいかな、くらいの気持ちでした(エントリー料はもったいないですが)。

しかし、ダイエットが順調にはかどって目標体重に近づき、少しずつですが走力も上がってくると、不思議な事に、走ることそのものに興味が出てくるのですね。

マラソンにエントリーしたことも大きかったでしょうし、走ることが習慣化したことも大きいでしょう。

いずれにしても、将来的にはフルマラソン、サブ4、サブ3のような目標が漠然と遠くの視界に入るようになってきたのです。

そうなると、ランニングが単に体脂肪を燃やすための有酸素運動、という位置づけではなくなってくるのです。

もし純粋に体脂肪を燃やすための有酸素運動、健康増進のための運動、ということであれば、仕事や学業に差し支えない程度の負荷に落として、早朝ジョギングをするのは大いにアリだと思います。

早朝の街だけが持つ、あの何とも言えない爽快な空気の魅力は、何物にも代えがたいですからね。

何ならウォーキングでもいいと思います。

ただ、私の場合は、走力を上げていきたいという別の目標が見つかったということが大きかったです。

せっかく30分を割くのであれば、ある程度の負荷でしっかり走りたいのです。

そうすると、どうしても朝ジョギングという選択肢は外さざるを得なくなってしまうのです。

しかし、実はそれよりも大きい理由があります。それが次です。

理由その2.朝の時間を他のことに使いたい

私が朝にジョギングをしない最大の理由がこれです。

早朝に起きてから数時間が、人間がいちばん頭が働く時間帯で、仕事や勉強も一番集中できて捗ると言われています。

これ、経験的に本当にそうだと思います。

朝5~6時の1時間と、午後2~3時の1時間とでは、同じ1時間でもまるっきり集中力・生産性が違います。

早朝の1時間というのは、1日のうちでも、最も価値が高いと確信しています。

私にとって、走ることは生活の中で高い優先順位を占めていますが、一番ではありません。

やはり朝は仕事や勉強のような、より優先順位の高いものに取り掛かりたいです。

私はまだランニング初心者で、十分な体力や走力はありませんが、今後体力・走力ともに向上し、30分程度の朝ランニングではほとんど疲労を感じなくなったとしても、朝ジョギングに切り替える可能性は低い気がしています。

朝の時間は、一番優先順位の高い行為のためにとっておく。これが私の中で鉄則となっています。

まとめ

朝ジョギングと夜ジョギングにはそれぞれメリット・デメリットがあります。

朝ジョギングのメリットとして、目覚めとか脂肪燃焼効率とか爽快さといった要素がよく挙げられています。

どれも傾聴に値する要素ですが、私にとってやはり朝は仕事や勉強の時間です。

また、走力を上げていきたいので「後の作業に差し支えない程度に緩める」という意識で走ることをあまりしたくなかったのです。

さらに、日中に集中して仕事や勉強に取り組んだからこそ、夜にしっかり走ることができるという側面もあります。

ただし、これは私が朝型人間だからに過ぎません。

もしあなたが夜型人間で、夜こそ一番仕事や勉強のパフォーマンスが出せるタイプであれば、逆に朝ジョギングの方がいいかもしれません。

結局、朝か夜かは、両方を試してみるのがいいでしょうね。実際にやってみないと気付かないことも多いですからね。