私は夜ジョギング派ですが、時おり朝ジョギングを取り入れることにしています。
もともと朝ジョギング派でしたが、ある理由で夜ジョギングに切り替えてしまいました。
しかし、それでも時々は朝にジョギングすることが必要だと感じており、実践しています。
朝ジョギングの必要性を感じたきっかけ
夜ジョギングに切り替えてから、しばらくずっと夜にしかジョギングをしていなかったのですが、ある日気まぐれで朝ジョギングを走ってみたのですね。
するといつもと同じコースを同じように走ったはずなのに、普段の夜ジョギングよりもずいぶん疲れてしまったのです。
しかも、走り終わった後にスマホアプリでペースを見ると、むしろ普段の夜ジョギングよりもスローペースになっていて、愕然としました。
朝は起きたばかりで、身体がまだ目覚めきっていないからだろう、と安直にそう考えて納得しようとしました。
しかし、それでも納得行かない私は、翌日以降も朝に走って理由を探ることにしました。そして、走りながら、また走った後で気づいたことがいくつかありました。
夜ジョギングと朝ジョギングを比較して気づいたこと:朝はペースが遅く感じる
夜ジョギングと同じように朝ジョギングを走ると、ペースがとても遅く感じることに気づきました。
夜ジョギングの時には比較的景色が速く流れている気がしたのに、朝ジョギングの時には、とにかく景色が流れません。
大袈裟に言うと、走っているのに止まっているみたいな感じでした。
今度はペースを意識したので、ペースが朝と夜で違うということはありません。
ではなぜ朝は遅く感じるのか?
同じペースなのに、なぜ朝は遅く感じてしまうのでしょうか?
それからまた夜にジョギングをしている時に気づいたのですが、どうやら秘密は視界にあったようです。
夜ジョギングをしている時は、視界はとても狭く、自分の近くに限られます。
一方、朝ジョギングの時は、遠くの山々の景色まで見渡すことができます。
この視界の差が、速さの感覚の違いになっていたようです。
電車の窓の景色と同じで、近景は速く動き、遠景はほとんど動きません。
夜ジョギングのときは歩道に面したすぐ手前の建物(家や店舗)や電柱などが視界の中心になります。
こういった景色はすぐに後ろに去ってくれます。
しかし、朝ジョギングのときは、道路のずっと向こうが視界に入ってきます。
当然景色はちっとも近づいてくれないし、後ろに去ってもくれません。
気づけば何のことはありませんが、夜ジョギングばかり、朝ジョギングばかりをやっていたら気づかなかったことでもあります。
私が朝ジョギングで夜ジョギングよりも疲れてしまった理由
そういうわけで、たまたま走った朝ジョギングが、普段の夜ジョギングよりも疲れてしまい、そのくせペースも落ちてしまっていた理由が分かりました。
朝ジョギングで「いつもより遅い」と感じてしまったために、夜の体感ペースに合わせるために、無意識のうちにペースを上げすぎてしまっていたのですね。
もちろんオーバーペースですから、すぐに失速してしまい、全体としては普段よりも遅いペースで終わってしまった、ということのようです。
もしあなたがマラソンなどのレース出場を考えていながら、普段は夜ジョギング一辺倒なら、朝または日中に走る日をもうけた方がよいかもしれません。
いきなり本番で朝に走ると、あまりの遅さに面食らうと思います。
まとめ
夜ジョギングに慣れすぎてしまうと、こんな弊害?もあるんですね。
たまにはいつもと違うことをやると、些細ですがこんな発見があったりします。
もちろん、単に一人で走るだけならずっと夜ジョギングだけでもいいと思います。
でも、マラソンなどのレースへの出場を考えているなら、朝もしくは日中にジョギングをすることは必須だと感じました。
レースは基本、朝にスタートしますからね。
朝に走ると疲れて仕事に差し支えるとか、朝は早く起きれない、時間がない、といった理由で夜ジョギング派になっている人は、休日など時間の取れる日を利用して、朝ジョギングを取り入れるとバランスが取れるのではないかなと思います。